寒くなってきてお肌の乾燥が目立つ季節になってきました。
この時期になると普段使っている基礎化粧品でしっかりと保湿する事が重要です。
そこで今回は『美容鍼とお肌の吸収』についてご紹介します。
経皮吸収とは?
食べ物や飲み物を飲んで体の中で吸収されるのはイメージがつきやすいですが、実はお肌からも体の内部に物質を吸収します。
お肌から吸収する事を『経皮吸収』と言います。
普段の基礎化粧品などのケアはお肌から直接美容成分などを塗って吸収させる事で、保湿や美容成分を届けるのでこの経皮吸収に当たります。
また体の部位によって吸収率が変わるのですが、二の腕の内側の吸収率を1とした場合に頭では3倍、額では6倍、顎では13倍とも言われています。
余談ですが、体の中で一番経皮吸収率が高いと言われているのが陰部で42倍にものぼります。
基礎化粧品の美容成分は深部まで浸透しない?!
普段から基礎化粧品でしっかりとケアをしている方からするとなかなかショッキングな見出しですよね。。
まずお肌はいくつもの層で構成されていて、その層によって役割が異なります。
大まかなお肌の構造や機能をご紹介します。
お肌の構造
表皮
主にお肌のバリア機能が役割です。
表皮も更に表層から『角質層』『顆粒層』『有棘層』『基底層』で構成されています。
真皮
『コラーゲン』『エラスチン』『線維芽細胞』などが存在している層でお肌のハリや弾力を保ったりする役割があります。
他にも表皮に栄養を送ったり、皮脂の分泌も真皮層で行われる為、美容面でも重要な役割を担っています。
皮下脂肪
真皮層の下で体温の維持や骨の保護などが役割で、皮下脂肪の下は筋肉が走っています。
お肌からどのくらい吸収されている?!
お肌は上記のような構造からなりますが、普段から基礎化粧品などで、ケアしていても実際にはそこまで深部までは浸透しないと言われており、そもそも角質層は水溶性の物質は浸透させにくいので、化粧水を塗っても角質層までしか届きません。
では普段のケアに意味がないかと言うとそうではありません。
角質層に潤いを与える必要性も当然あるので、化粧水等のケアも重要ですが、「お肌の深部」までは届かないと言う事です。
また脂溶性の成分は浸透しやすいので、保湿クリームなどとはまた担う役割が異なると言う事です。
美容鍼後はお肌の吸収率が上がる?
美容鍼は刺した針の分実際にお肌に穴が空いた状態になるので、吸収力が上がると言われており、ある研究データでは普段の何もしていない状態から比べると約10000倍も吸収力が上がるとも言う報告もあります。
この数字はベースのお肌の状態や年齢など様々な要因によって当然変わりますが、お肌が吸収する力が高まると言う事は研究によって明らかになりました。
更に美容鍼が優れているのは、鍼によって開いた穴は数時間で元に戻ると言われているのですが、この数時間で元に戻ることが重要なポイントです。
先ほどご紹介した通り、表皮にはバリア機能の役割がありますが、表皮が傷ついた状態が長くなると、バリア機能も低下してしまう恐れがありますが、数時間で元に戻るため、表皮での重要なバリア機能も維持したままお肌の吸収力を上げることができるので美容鍼の施術を受けた後に自分のお肌に合った美容液やパックなどをすることで、いつもより有効成分を肌内部に届けやすくなります。
これからの季節で乾燥の対策をする際に美容鍼を受けてみてはいかがでしょうか?
美容鍼について気なる事があればいつでもご相談ください。
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