昔から様々な美容法があり、トレンドも大きく変わります。
よくお客様に「この美容法はどう?」などと質問されることがありますが、その中でも「カッサ」を受けたことがある方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は『美容鍼灸』と『カッサ』の効果の差や違いについてご紹介します。
カッサとは?
古くから中国にある民間療法の一つで、多くは天然石や角を加工したプレートを用いてマッサージを行う施術です。
また東洋医学の理論で施術を行うことにより『気』や『経絡』などを整える効果もあります。
『気』や『経絡』などは専門的な知識が必要で、一般の方ではあまり馴染みがないと思う方も多いかもしれませんが、『ツボ』と聞けばよく聞くかと思います。
東洋医学では経絡に沿って気が流れており、その経路の途中途中でポイントとしてあるのが『ツボ』と言われています。
このように経絡の流れやツボを考慮して施術を行うと効果的なのですが、自分で行う場合には特に難しく考える必要はありません。
カッサのプレートを当てて、お顔全体をほぐす様にマッサージするだけでも血流が良くなり、深部のリンパを流して老廃物の排泄を促しますので浮腫みやリフトアップ効果は十分にあります。
美容鍼灸とカッサではどちらの方が効果があるの?
上記でカッサには血流の促進し、リンパの流れを良くする効果があるとご紹介しました。
では美容鍼灸ではどうかと言いますと、美容鍼灸も同様に血流促進、リンパの流れを良くする効果があります。
大きな違いと言えば「細胞に微小な傷」付けるかどうかです。
美容鍼灸では筋肉層まで針を刺して、細胞に微小な傷をわざと付けることによって細胞を修復させて代謝を上げると言った効果があります。これがターンオーバーサイクルの乱れを整えるメカニズムでもあります。
また浮腫みなどに対してマッサージなどは即効性があるのですが、持続に関しては毎日の行うことが重要になります。
美容鍼灸も即効性がありますが、『そもそも浮腫みにくい状態』を作りやすくなります。
実際に当サロンのお客様は初めの数回は1週間〜10日間隔の施術ですが、数回が終わるとそれ以上の間隔にどんどん伸ばして行きます。
それでも「マッサージなどはしていないけど顔が浮腫みにくくなった」と言う声をたくさん頂けます。
結論ですが、『美容鍼灸』と『カッサ』ではアプローチする層や症状の改善メカニズムが少し違う為、どちらが効果的と言う事ではく併用できるのが一番です。
『美容鍼灸』は細胞単位でアプローチできるので代謝を上げる効果やターンオーバーサイクルの乱れを整える効果がありますし、『カッサ』は手軽にリンパや老廃物を流せるホームケアでもあります。
また最初の項目でもお伝えした通り『カッサ』は中国の伝統的な民間療法ですが、『鍼灸』も同様です。
どちらも東洋医学の考え方の元、生み出された施術ですので非常に相性がいいと言えます。
自宅でできるカッサの方法
- ①カッサと保湿クリームを用意します。この時に使うカッサですが、初めはプラスチックで出来ている安いのもでも大丈夫です。
- カッサプレートも天然石や動物の角で出来たのもなどいい物がたくさんありますが基本的にはどんな物でも使えますので好みのプレートを選びましょう。
- ②保湿クリームをお顔全体にたっぷりと塗ります。(500円玉ほどの大きさが目安です)
- ③プレートを使いまず、耳の前を上から下に流します。
- ④今度は首の耳から鎖骨にかけて流します。
- ⑤顎の裏を耳にかけて流します。
- ⑥顎から耳にかけて・頬下(小鼻辺り)から耳にかけて流します。
- ⑦目元から目尻にかけて流します。
- ⑧眉から髪の生え際に向かって流します。
- ⑨こめかみから耳の前後にかけて流します。
- ⑩耳の前後から鎖骨にかけて流します。
基本的な流れになりますので、気になる部分を重点的に行ってください。
あまりプレートを強く当てて行わずに優しく当てて行うようにします。
また目の周辺は危険ですので注意しながらマッサージします。
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