美容鍼灸の施術を行っていると出血や内出血のリスクがあります。
そこで今回は美容鍼灸施術の際に起こる出血に関してご紹介します。
美容鍼灸で使う鍼の太さ
まず美容鍼灸で使う鍼の太さについてご紹介します。
お店や施術者によっても使う鍼の太さは異なりますが、一般的に美容鍼灸で使う鍼の太さは直径0.10mm~0.20mm程度の細いものです。
日本人の髪の毛の太さの平均が約0.08mmと言われていますので美容鍼で使用する鍼は髪の毛程度の直径です。
また一般的な採血や点滴で用いられる注射針は直径で約0.6から0.8mmですので、美容鍼灸と言うと注射針をイメージする方も少なくないのですが、構造や種類は全く違う物になります。
美容鍼灸でどのくらい出血するの?
美容鍼灸で用いる鍼の太さは細い物を使用すると前述しましたが、細いと言っても『針』には変わりありませんので出血は起こします。
ただ出血の箇所の多さや量は人によっても全然違いますし、同じ人でも日によっても違います。
例えば疲れや睡眠不足、ストレスや直近の食事などによっても大きく変わり、体調や状態が良くない時ほど出血の箇所は多くなる傾向にあります。
また出血と言っても鍼を刺した全ての箇所から流れる様に出血する事はなく、点状にポツリと出る様なイメージです。
これらの出血は鍼を抜いた瞬間に出るのですが、乾いた綿花で軽く圧迫するとすぐに止血されます。
美容鍼灸での出血は悪い事?
上記の項目で美容鍼灸の出血についてご紹介しました。
体調や肌の状態が悪い時ほど痛みや出血の箇所は多くなる傾向にあると説明しましたが、これらの出血はダメなのでしょうか?
実は東洋医学の鍼灸の世界では『刺絡(しらく)』と言う鍼灸の療法が存在します。
これは『瘀血(おけつ)』と呼ばれる古い血液を僅かに出血させると言うもので、古くから鍼灸施術の中でも有名な治療方法の一つです。
西洋医学でも『瀉血(しゃけつ)』と呼ばれる治療方法がありますが、西洋言われる『瀉血』は大量の血を外に排泄する方法で、医師のみが行える治療行為で鍼灸治療での『刺絡』とは別のものです。
『瘀血』が体外に出ることによって『気』を整えたり不調を改善され、東洋医学で言われる『停滞した気である瘀血』が出て行く事はいい事とされています。
実際に『日本刺絡学会』とう言う団体があるほど『刺絡』は鍼灸治療の中でも重要な治療法の一つとして考えられています。
施術の中で故意に出血させる事は違法ですので、美容鍼灸施術でも故意に出血させるような事はありませんが、普通に美容鍼灸の施術する中で多少の出血が起きたとしても、東洋医学の中では反応としては良い事だと捉えます。
とは言ってもデリケートなお顔の事ですので、極力出血や内出血のリスクを減らして施術を行います。
施術を重ねていく事で徐々に出血や内出血の程度も軽くなって行くことがほとんどです。
美容鍼灸施術が気になる方はお気軽のご相談ください。
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